置賜(おきたま)「地材地住(ちざいちじゅう)」ネットワークは、置賜産木材による家づくりを行うため、2005年(平成17年)11月に誕生しました。
 「地材地住」とは、「地域から生産される木材を使って、その地域に建てた家に住む」をコンセプトにしたネーミングです。
 住宅着工数の減少、木材価格の長期的な低迷などによる、林業・木材産業・建設業界等を取り巻く状況が厳しい中で、置賜地域の森林組合、森林所有者、木材・製材業、大工・工務店等の建設業、建築設計事務所、金融機関、行政等で構成している置賜「地材地住」ネットワークでは、「置賜木(おきたまのき)」を利用した住宅相談会や木工教室の開催、木製品の普及等、「置賜木」の需要拡大を図るために様々な取り組みを行っています。
 住宅資材に国産材が使われない傾向が強い現在、今こそ改めて地球温暖化防止の為、日本の森林再生を強い目標に掲げ、これからも、「置賜木」を皆様に知ってもらい、「置賜木」を使った住宅を建て置賜に暮らすという「地材地住」運動への理解を深めてもらうこと、置賜地域の持続的な森林の維持管理に貢献することを、森林・木材・住宅建築等の関連団体が手を取り合い、一致協力して進めてまいります。
 皆様には、一層のご理解とご協力を賜りますようお願い致します。

会長渡部 俊広